本番までの対策術

受験生にとって、「冬」は最大の正念場の時期ですよね。
ここからの追い込みに全力を尽くし、本番合格を目指し、頑張ってください!
以下、大学受験におけるアドバイスをまとめておきました。参考にてください。

●目的を明確にして冬休みに講習を受けるよう!
予備校の講師はものを教えるプロです。どんな講義に出ても学校の授業よりはるかにおもしろくて、出席しただけでなんとなくできるようになった気分になってしまいます。
しかし、たとえば歴史関連の科目を受講したとして、基礎がまったく身についていなかった人がいきなりできるようになるはずがありません。

冬期講習で取り上げる量は出題範囲に対して圧倒的に少ないのです。
できるようになった気分になっても、実力は穴だらけなのです。
あくまで、どうしても必要な部分、伸ばしたい部分に的を絞って受講すべきなのです! もう時間がないのです!
再三繰り返しますが、満点をとる必要なんてないのです。合格最低点をクリアすればいいのだから、何を捨てて何を拾っていくのか、科目ごと単元ごとに合格プランをもう一度確認しておきましょう。

●弱点克服に冬季講習を利用!
前の項目にも言いましたが、何のために受けるのかがわからないのであれば、冬期講習は受けるべきではありません。
この科目のここがどうしてもわからない、できないというように、ピンポイントで弱点を把握して、それを克服するために受講すること!
だから数日間にわたるカリキュラムのすべてに出席する必要はなくて、本当にできるようになりたい部分だけ厳選して出席すればいいのです。 時間は極限まで有効に使いましょう!

●総復習の時間は必ず確保せよ
「やるべきことはどんどんやる」、そして「ギリギリまで粘りに粘る」の2点は常に心がけましょう。
なかには本番間近になったら少し力を抜いてリラックスせよと言う人もいますが、とんでもない話です。 この時期だからこそ、いままでにない集中力が発揮されるのです。
理解力・集中力がMAXのこの時期、最高の効率で勉強ができるのに、その勢いをここでセーブする理由はありません。

時に不安に駆られるのは、やったものが確実に身についていなかったり、忘れかけていたりと、勉強を確信できない要素があるからでしょう。
この不安を解消するには、やったことを確実に固めていくしかないです。 大切なのは、手つかずの領域に下手に着手するよりも、いままでの総復習を優先的にやることです。

新しいことに取り組んでも、以前やった内容が漏れていくなら得点は伸びないし、同じ努力をするなら新しいことを覚えるより一度忘れたものを覚えなおす方が、効率がいいです。

●センター前の総復習の徹底!
本来、これまで1年近くやってきたことが確実に身についているのであれば、多くの受験生は合格最低点がとれるはずです。 思うように得点できない受験生は、復習を軽視する傾向があります。
過去問や模試でできなかったところが確実に克服できているかどうか。 これをチェックしながら総復習する作業は非常に重要だということを理解しておきましょう。
時期的なことで言うと、センター直前1週間はマークシート対策を中心にするとして、その前の少なくとも1週間を総復習にあてるというのがひとつの目安になります。
やっていないことの多さに焦るより、やったことの総復習。
これを徹底すれば、センター試験の底上げ効果がかなり期待できます。

●この時期から生活リズムを朝型に
これまで夜型だった人も、これから徐々に朝型の生活リズムにシフトしていきましょう。
本番当日だけ早起きしようと思っても、普段していないことをすることで緊張して眠れなくなったりして、実力が出せなくなる恐れがあります。そんなのは悲惨ですよね。 体が新しいリズムに慣れるまでに2週間程度はかかってしまうものです。生活リズムを変えるのであれば、短期間で大幅な変更をするのではなく、余裕をもって少しずつ朝型に移行する方がよいです。

人間の脳は目覚めてから3時間くらいしないと完全に働き出さないので、起床時間は試験開始の3時間前を目標に設定するようにしましょう。 なお、起床直後の脳を活性化させるためには、ごく簡単な計算問題や音読などのウォーミングアップが効果的です。


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